リアルってなんやねん。
こんにちは、はしもとです。
これはイベントレポートというよりは、
ブログに近い形ではしもとの思うことをだらだらと綴っていきます。
今回は『リアル』という言葉について思うことを。
最近、体験というワードが流行っているせいか、
各所でやたらと『リアル』というワードが増えてきたように思えます。
特に、謎解きの界隈には非常に多く見られるワードです。
一時的な流行りが落ち着いてきて、
冷静に考えてみるとなんだか違和感を感じます。
『リアル』って言ってるけれど本当にリアルなのだろうか・・・と。
だって、いきなり閉じ込められて問題を解いたら脱出ができる。
これのどこがリアルなのでしょうか。
むしろ、非日常の出来事ではないでしょうか・・・。
(考えすぎ・・・?)
整理するとこんな感じ!
①なぜ、この空間に閉じ込められたのか?orここにいるのか?
②なぜ、問題が存在するのか?
③なぜ、問題を解くと物語が進むのか?
④自分and他にいる者たち、とは一体何者なのか?
よくよく考えてみると、この4つがロジカルでない(なんか違和感を感じる)
〝リアル〟イベントが多すぎる印象です。
特に④なんかは、
オープニングで主人公がしゃべっているのに、
自分も謎を解くって・・・。俺は誰やねん!ってツッコミたくなる笑
うん。こんな感じです。
ちなみに、ここまでは参加者側の意見を綴ってきましたが、
ここから製作者側の意見を綴ってまいります!笑
最初に言いたいことは、
〝リアル〟イベントを作っている人たちも悩んでいる!(はず)です。
きっと、この2つについてジレンマを抱えながらいい妥協点を模索しているのです。
①リアルを追求すること
②非日常感を追求すること
矛盾しておりますが、それを両立させようというのが〝リアル〟イベントだと思います。
①を完璧にさせては何もおもしろくないイベントになってしまう
②を完璧にさせてはSFの世界で自分ごと化できなくなってしまう
難しいものですね・・・
ちなみに、
はしもとも元々、謎解きクラスタとして100以上の謎解きイベントに参加しながら、
この2年ぐらいから謎解きイベント製作したり、問題製作を請け負ったりしてきました。
すると、↑のような悩みと常に闘うことになりました・・・笑
そもそも、世の中の人々は何にお金を払っているのでしょうか。
↑のような相反する2軸が両立することに自体に価値を感じているのでしょうか?
(であれば、今のサービスにはなんら問題はないと思っております)
そろそろまとめて行こうと思っておりますが、
要は〝リアル〟という言葉に違和感を感じているだけなんです。
非日常の空間を楽しんでもらう。
これはイベントというサービスの最大の特徴だと思います。
その中で、いかに自分ごと化させる努力ができるか、それだけです。
強がったり、誇張して〝リアル〟って使わなければいいんじゃないかなって思います。
もちろん、〝リアル〟を追求している良い会社、良いサービスはたくさんあると思います!
ですので、流行りに乗っかって何も考えずにこの言葉を使って欲しくないな、という愚痴です。
って言っているお前は何様やねんという声が聞こえてきそうですね。笑
すみません、イベントSpoonとしてのイベントがリリースできていないくせに。
とにかく、私たちもそんなことを意識しながら、
ドキドキ感を感じられるイベントを作っておりますので
今しばらくお待ちくださいませ。
それでは、以上でございます!!
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イベントSpoonでは毎週謎解きを配信しております。